Q. 安く良いウェブサイトは作れないものでしょうか?
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お金がかかる理由
Webサイトは私たちにとってあまりに身近ですが、ひとつひとつ、誰かの手によって作られているものです。
手間がかかる理由
後述するように、Webサイトをつくりたい!となってから、公開までは多くのステップがあり、誰かがそれらの工程をやる必要があるからです。
また、細かい部分の指定は結局知識が必要となりますが、テンプレートをベースにするかたちであれば、ノーコードWebサイト制作ツール(ex. STUDIO, Wix…)などを利用して、あまり専門知識がなくてもWebサイトをつくることも可能です。プロに頼むと、想像以上に見積もりが高かったという経験を持っている方も多いでしょう。スモールスタートの場合は、ツールを使ってまず簡単なものをつくって公開してみるのも手です。
Webサイト制作の工程
作るものによってケース・バイ・ケースですが、一般的なケースにそって考えることができます。
目的を決める
ターゲットを決める
欲しい機能を洗い出す
必要な情報を整理する
コンテンツを作成する
ワイヤーフレーム(設計図)を作る
デザインを検討する
開発を行う
デザインデータの読み取り方
開発でどのようなことが行われるのか
コンテンツを反映する
テストする
公開する
安く済ませるために
ウェブサイトは開発に時間も予算もかかります。デザイン、コンテンツ、そしてそれを形にするための実装など、さまざまなフローを要します。Webサイトをつくる目的が情報発信だけなのであれば、TwitterやFacebook, InstagramなどのSNSのアカウントを作って運用するのも手段のひとつです。
対処法・折り合いの付け方
SNSだけでも良いと思います。メリットもデメリットもそれぞれあります。また、STUDIOやWix、Squarespaceのようなノーコードツールを使うなどもありえますが、ツールの癖があるため、Webクリエイター全員が得意分野としているわけではありません。
メリット
更新がしやすく、フォロー機能があるSNSが多くあるので情報をユーザーに伝えやすくなります。
デメリット
SNSごとのフォーマットにそってコンテンツを作成することになるので、ある程度表現の幅が決まってしまいます。また、Webサービスに依存するかたちになるので、運営元がサービスを取りやめた場合、そこに公開している情報が消えてしまう可能性があります。
ウェブサイトよりも“公式感”のようなものが薄れてしまう可能性があります。お問い合わせや概要を説明するページを設けることができない場合があります。
このもやもやに関する具体的な事例
成功している事例
SHIGOTABI
→STUDIOで作成されたサイト
キーワード
参考になる書籍や情報
海外のおしゃれなWebサイトビルダー
※これらのWebサイト制作ツールは、素敵なテンプレートを利用して、手軽な料金でWebサイトを構築できますが、海外のツールのため日本語デザインの選択肢が少ない、デザインが崩れる等が起きるため、それらを加味して制作設定をする必要があります。